皇帝ペンギン
2005年 10月 22日
遅れ馳せながら、観て来ました~☆
劇場の暖かさと大沢たかお氏のナレーションの声に眠気を誘われ、気が付けばウトウト(- Q -)zzz
ペンギンの赤ちゃんがワシに襲われるシーンで一気に目が覚めましたが、時すでに遅し。その後10分ほどで映画は終了(;_;)ということでgoo映画にてあらすじをチェック!!
南極に冬がやってくる3月、多くの生き物たちが暖かさを求めて北へ移動する中、逆に南へと旅を始めるものたちがいた。ペンギンの仲間の中でもっとも大きい、皇帝ペンギンたちだ。隊列を組んで行進を始めるペンギンたちが目指すのは、外敵が近づきにくい氷山に囲まれた土地だ。ここでペンギンたちは、お互いのパートナーを見つけるための求愛行動を始める。5月末、産卵を終えたメスたちは卵を自分のパートナーに託し、100キロあまり離れた海へ向かう。自分とこれから産まれるヒナのための餌を求めて。
野生動物をじっくり追い続けるドキュメンタリーといえば、古くはクストーとルイ・マルの共同監督による『沈黙の世界』から近年の『WATARIDORI』にいたるまで、フランスが得意とするものだ。フランスではテレビをつけても動物ドキュメンタリーはよく放送しているので、そうした土壌があるのだろう。本作は人も住まない南極の奥地、しかもマイナス40度にもなる寒さの中で、子作り、産卵、そして子育てをする皇帝ペンギンたちの姿を追ったものだ。画面には出ないが、撮影スタッフの苦労がしのばれる労作である。
メスが餌を求めて留守にしている間、オスたちは途中で卵を投げ出すこともなく、身を寄せあってその帰りを待つ。そして長い冬が終わり、ようやく太陽が姿を現わすシーンが感動的だ。地平線に頭を出した太陽は空に上ることなく、そのまま地面の上を滑るように横に移動してまた沈んで行く、すばらしいカットがある。4カ月間何も口にしないで、ヒナをかえす父親ペンギンの姿に、種を存続させようとする強い力を感じた。
by calgary-2310t
| 2005-10-22 21:27
| 映画